国際環境の姿
ある年、経済審議会(首相の諮問機関)の長期展望委員会が「2000年の日本」と題する報告書をまとめました。
これによると、20世紀の残り約20年間は「日本も世界も今よりは良くなる」と、慎重ながら楽観的な展望をしていました。
まずはその要旨を紹介します。
1980年代の世界経済は、新たな秩序を模索する「調整期」であり、エネルギi、活力の低下、人口問題など、課題への対応に成功すれば、90年代は「多極安定期」を迎えられるでしょう。
その前提のもとで・・・
1.日本が世界のGNP(国民総生産)に占めるシェアは、現在の10%から12%に上昇する
2.先進国と発展途上国の1人当たり所得格差は依然として大きい
3.近隣のアジア地域が大きく発展する
・・・と考えられます。
人口、世帯、地域人口規模は2008年の約1億3千万人がピークとなり、以後なだらかな減少局面を経て、安定状態に入ります。
現在11人に1人の65歳以上の老人は、2000年には6・4人に1人となります・・・。