合成樹脂版を使った新聞製作 2
樹脂版のつくり方は・・・
まず写真、カット類を含めたすべてのニュース素材を1ページ大にレイアウトした「大組」をつくりネガフィルムに写します。
これをガラス板の上に置き、ポリプロピレン製の透明カバーフィルムで密着カバーします。
その上からAPR樹脂を注ぎ、0・5ミリの厚さにそろえ、ポリエステル製のべースフィルムを重ね、ガラス板でサンドッチにする形で押さえるのです。
このあと上から紫外線ランプで数秒間、露光し、裏側を硬化し、さらに下側から紫外線ランプで露光します。
フィルムはネガなので、字の部分は透明になっており、光が通ります。
APR樹脂は、不飽和ポリウレタンをベースに、ポリマー間をつなぐビニルモノマーや光重合開始剤などが入っています。
このため樹脂に光が当たると、分子が光エネルギーを吸収し、活発に動き出して他の分子と手をつないで結合(光重合-ひかりじゅうこう・反応)するとともに、高分子が鎖の途中で他の高分子と結び付くのです。
こうして、橋かけ構造を形成(光架橋・ひかりかきょう・反応)し、硬化します。