燃費のいい無鉛ハイオク・ガソリン
このところ、ガソリンの広告が目につきます。
丸善石油が小川ローザの「Ohモーレツ!」のパンチラ・コマーシャルを世に送ったのは昭和44年。
あれから30年近くを経て各石油会社がそろって若いイメージ・ガールを起用して久しぶりの積極的なキャンペーンを行っています。
58年秋に発売された業界にとって実に11年ぶりの新製品ガソリン「無鉛ハイオク・ガソリン」のシェアを高めようというねらいからです。
ガソリンの品質をはかる指標はオクタン価。
自動車エンジンは、シリンダーの中でピストンが上下運動をして、それが回転運動に変わる仕組み。
その原動力となるのはシリンダー内でガソリンと空気の混合ガスがピストンの上限にきたところ(上死点)で爆発したときに生まれるエネルギーです。
ところが、混合ガスが上死点に達しないうちに、つまり通常よりもせっかちに爆発してしまうケースもあります。
こうした異常燃焼が起きると「カリカリ」という異常音が発生して乗り心地は低下しますし、燃料のムダつかいにもつながります。
この現象を専門用語で「ノッキング」というのですが、オクタン価とはノッキングを起こしにくい性質を示す数字です。
数字が大きければノッキングが起きづらいというわけです。