人生の悩み 2
豊かな人生経験をもっている女性でさえ、依然として自分の進むべき道を模索しているのです。
会社で昇進したばかりの56歳の女性からも同じ質問を受けました。
・・・この出世で、彼女はあらゆるステータス・シンボルを手に入れることができましたが、人生で自分が本当に果たさねばならない目的は何かを知りたくて、私を訪ねてきたのです。
仕事に不満を抱いている多くの人からも、同じ質問を受けています。
努力の末やっと手にした地位をあっさり捨てようとしている人、現世では修道士になるはずだったのにいまはしかたなくサラリーマンになっているという人・・・
そして週給5ドルの低所得者や失業中の人からも、私はずっと同じ質問を受けてきたのです。
さて、家のなかをあちこち歩き回って、ある部屋に入った瞬間、いったい自分が何をしようとしていたのか忘れてしまったことはないでしょうか?
じつは、生まれる瞬間、これと同じことが人間には起こっています。
つまり、生まれ落ちる瞬間、この世で果たすべき目的を私たちは記憶のなかから失ってしまうのです。
しかし、これは人間にとって必要なことなのです。
それはなぜなのでしょう・・・?